特徴・強み

半世紀以上の歴史

ヨシモトポール株式会社は、昭和36年(1961年)の12月に、前身の与志本林業株式会社(長野県南佐久郡の発祥)の取締役をしていた由井克巳(現名誉会長)が創業し、コンクリートポールメーカーとしてスタートしました。ちなみに、与志本林業は枕木や杭丸太などを供給していた会社であり、その時代を含めますと100年以上が経過しています。
ヨシモトポールの創業時は、高度経済成長により木材市場がコンクリート製品へと急速に移行し始めた時代。最初の事業は、農村地区での需要が旺盛であった有線放送用コンクリートポールから始まり、その後は日本電信電話公社(現NTTグループ様)の電柱などコンクリートポール製品を拡充。更に、昭和40年前半からは照明、標識用のスチールポールの製造が本格化します。現在のヨシモトアグリ株式会社の源流となる、FRP製飼料タンクの開発もこの頃となります。
そして、景観・環境配慮へと社会のニーズが移り変わる平成を迎えた頃から、メインはスチールポールへと段階的にシフト。国土強靭化が掲げられる今日、当社は電力・鉄道・通信・道路・照明・標識・信号・スポーツ関連施設等、幅広い社会インフラに必要とされる唯一無二のポールメーカーとなりました。
私たちは、時代の変化とともに技術を開発し、製品を拡大し、時にはコンクリートポールの製造を終了したような大胆な事業の転換を実現して、半世紀年以上の歴史を切り開いてきました。その誇りと、OB・OGへの敬意、多くの関係する方々への感謝を胸に、「団結開拓」の創業精神でヨシモトポールの新たな歴史を築いてまいります。

豊富な経験と実績

ヨシモトポール製品の多くは公共事業に必要とされ、これらは最終的に官公庁へ納められます。創業から半世紀以上に渡り、当社ではポール製品の厳格な設計・品質基準をクリアしながら、公共事業の関係者や官公庁から求められるソリューションを新技術・新製品の開発に結び付けてまいりました。たゆまぬ進化の積み重ねにより、当社の技術・営業力・品質などは国、地方自治体をはじめ、多くの業界関係者から評価をいただき、認めていただいていると自負しております。また、近年はそれらの実績やノウハウを強みとして民需の取り込みにも注力し、事業領域の拡大に努めています。

製品と納品先(代表例)
▶交通信号機柱・車両感知器柱:警察
▶道路標識柱:
国土交通省・地方自治体・警察・高速道路会社

▶道路情報板柱:
国土交通省・地方自治体・警察・高速道路会社

▶照明柱:
国土交通省・地方自治体・高速道路会社

▶ストリートファニチャー:
国土交通省・地方自治体

▶防災無線柱・通信柱:地方自治体
▶カメラ柱:国土交通省・地方自治体・警察
▶グラウンド用ネット柱・投光器柱:
地方自治体・教育機関

▶ETCガントリー:高速道路会社
▶配電柱:電力会社
▶鉄道信号機柱・電車線柱:鉄道会社
▶携帯電話基地局アンテナ柱:携帯キャリア

ユニークなグループ企業

ヨシモトポールは半世紀以上の歴史の中で、ポールに関連した事業の他、様々なビジネスに果敢に挑戦し、時には一事業を一企業として派生させ可能性を追求し、失敗や成功を経て成長してまいりました。現在のヨシモトポールグループは、ポールと農畜産の2分野をコアとして多様な事業を展開し、各社刺激を与え合いながら、シナジー効果を生み出しています。以下に各社のご紹介をいたします。

▶YSポール株式会社:
日鉄建材株式会社と当社、2社の照明ポール部門を統合して設立。両者の強みを活かした照明ポールの製造・販売並びにヨシモトポールの協販店(販売代理店)事業を展開。


▶ヨシモトエンジニアリング株式会社:
多くの施工業者と連携してポール関連の工事を実施。工事業のみならず、ポールに関する点検・メンテナンス、長寿命化技術の開発・販売と一級建築士事務所を展開。


▶シングン物流株式会社:
ヨシモトポール製品(長尺物・重量物・特殊形状物)の輸送をメインとした事業を展開。10tユニック、7tユニックなど計約30台の貨物自動車を保有。


▶ヨシモトアグリ株式会社:
養豚・養鶏プラントの設計・施工事業を展開。欧米各国から優れた機材・システムを導入し、最先端のプラントを提供することにより、日本の畜産業の発展を目指す。


照明ポール(YSポール)

防球ネット・投光器工事実績(ヨシモトエンジニアリング)

養豚プラント(ヨシモトアグリ)