柱脚部加工技術
実は幅広い柱脚部のラインナップ
柱脚部はポール製品において特に負荷が大きく作用する部位であり、応力集中などが生じると金属疲労による劣化が進行し製品の安全性が低下していきます。金属疲労は主に振動によってもたらされており、特に溶接を施した箇所では顕著に進行します。ヨシモトポールでは一般的な三角リブタイプのみならず、疲労耐久性に優れた柱脚部を用途に応じてラインナップしています。
Nベース
Nベースは、アンカーボルトの点検スペースを設けた構造となっており、従来品と比較すると圧倒的なメンテナンス性の向上を果たします。
また、ダクタイル鋳鉄の優れた造形性を活かした滑らかな形状が応力集中を緩和し、疲労強度「B等級以上」を実現します。
※ 国土交通省「NETIS」登録 KT-230225-A
U字リブ
U字リブはリブ上端部をU字形状にして応力集中を緩和した構造です。従来の三角リブに比べてリブ上端の応力集中を飛躍的に低減させており、耐疲労性をB~C等級まで向上しています。
YPタフベース
YPタフベースはリブを廃し、支柱下端部を拡張して応力集中を緩和すると共に、二重管にすることで剛性を向上させた柱脚部構造です。