摩擦圧接技術
異種金属の新たな可能性
摩擦圧接技術は、部材同士を突き合わせ、一方を高速回転することで発生する摩擦熱により接合部を軟化させ、同時に高い圧力を加えて一体化する技術です。これにより、接合面の耐力が母材を下回らない「全強接合」での異種金属の接合を実現します。一般的なアーク溶接などと比較して、溶接材、シールドガスが不要で、エネルギー効率が高いことも特徴です。組み合わせる金属はスチールと鋳鉄、アルミとステンレスなど、用途に応じた幅広い材料選択が可能です。ヨシモトポールではφ101.6mm~φ216.3mmまでの大口径の金属パイプの接合にも対応しています。軽量化や製造コストの改善、耐久性の向上など、様々なニーズにお応えします。